兵庫県で起きた訪問リハビリ提供者の逮捕報道について
兵庫県で起きた訪問リハビリ提供者の逮捕報道について
令和6年7月8日、訪問リハビリテーション中の理学療法士が「不同意性交」の容疑で逮捕されたとの報道がありました。報道で知る以上の情報はありませんが、これが事実なのであれば、利用者や家族、訪問リハビリ提供者らに大きな不安を抱かせる重大な犯罪です。当協会は、利用者・家族への虐待およびいかなるハラスメント行為を断じて許しません。本件の容疑者は当協会の会員でありませんが、訪問リハビリテーションの質向上と普及を使命とし牽引していく立場にある協会として遺憾に堪えません。
当協会としましては、良質な訪問リハビリテーションサービスが全国にくまなく提供される社会の実現を目指し、これまで以上に人材育成ならびにサービス提供事業所の健全な運営の支援に尽力してまいります。
また、会員内外に関わらず訪問リハビリテーションの提供者に対し、サービスの本質を再確認し気を引き締めて対応するよう発信していく所存です。
被害者の心身のケアが一刻も早く進み、慣れ親しんだ場所で、その人らしい暮らしを取り戻していただけることを切に願っております。
令和6年7月12日
(一社)日本訪問リハビリテーション協会